サンフランシスコ観光と言えばフィッシャーマンズワーフ!

サンフランシスコの代表的な観光地、フィッシャーマンズワーフ。名前は知ってましたが、どんなところなのかは全く知らないまま、ケーブルカーに乗って行ってまいりました。
フィッシャーマンズワーフと言うと日本でもいくつかあり、直近では釧路のフィッシャーマンズワーフに行ったことがあります。
要するに観光客用の魚市場というふうに自分的には解釈していたのですが、サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフは少々趣きが違いました。



イメージと一番近いのは屋台街エリアで、茹でたカニやロブスター、そして名物のクラムチャウダーなどの屋台がアジア的に並んでいます。
ここまでは魚市場的なニュアンスですが、ピア39(港の埠頭にPier◯◯と数字が振られている)は、フィッシャーマンとはもはや関係なく、いわゆるショッピングモールです。
総合すると、サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフは「グルメやショッピングが楽しめる海沿いのレジャー施設」という感じでしょうか。
野生のアシカが大量に見られる
ピア39にはなぜか野生のアシカが大量に生息していることでも知られています。餌付けしているのか何なのか、経緯はともかく、数百頭はいるでしょうか。おびただしい数のアシカが筏の上にぎゅうぎゅうづめに寝転がっています。
観光名所になっていて、みな桟橋から写真を撮ったりしてますが、なかなかシュールな光景で、ケモノ臭もハンパない。。
個人的に、特に動物好きというわけでもないので、かわいい!とかよりもまず不気味な印象でしたが、ショッピングモールの一角に、アシカの大群が存在しているサプライズ感は刺激的でした。





ピア39は2階建ての建物にショップやレストランがたくさん並ぶフィッシャーマンズワーフ最大の商業施設で、店舗だけでなく、メリーゴーラウンドがあったり、大人も子供も楽しめるレジャースポットです。
なのですが、既視感と言いましょうか、要は日本のショッピングモールがこういったアメリカの商業施設をイメージしているからなのでしょうが、例えば横浜の三井アウトレットとかと雰囲気は近く、あまりサンフランシスコにいる感覚はありませんでした。
BOUDINのクラムチャウダー
一方、サンフランシスコっぽいのはレストランのグルメで、一番の名物はクラムチャウダーです。特に老舗のBOUDINのブレッドボウルに入ったクラムチャウダーは観光客の定番のようです。
BOUDINはパン屋なので、パン屋の店内でイートインという体裁になっており、ファーストフード店のようにレジで注文して、横のカウンターから受け取る方式です。
メニューはクラムチャウダー以外にもサンドイッチなど色々あり、特に名物でなければブレッドボウルというより、スープとサンドイッチとかにしたいところですが、せっかくなのでブレッドボウルのクラムチャウダーにしました。


ブレッドボウルのパンはサワードゥと呼ばれる酸っぱいパンで、ボウルに使うぐらいなので、ふわふわというよりミッシリドッシリしてます。
クラムチャウダーはさらっとしたタイプではなく、ドロっと濃厚なスープで、日本人の感覚からするとかなりしょっぱい。。
しょっぱいスープと酸っぱいパンの組み合わせは独特な感じはあり、最初は美味しかったのですが、途中で飽きてくるのと、なかなかのボリュームのため完食すると相当お腹いっぱいになります。
ランチで食べたのですが、結局夕方ぐらいまでずっと胃が重い感じでした。。
埠頭からはアルカトラズ島も見える
その他、フィッシャーマンズワーフのピア45には第二次世界大戦で日本海軍と戦った潜水艦「パンパニト」も停泊していて、船内を見学することができます。
入場料が結構な値段だったので断念しましたが、そもそも日本の艦船を沈めた潜水艦を見学するのは、日本人としては複雑なものがあるので、見なくて正解だったかも。
そして、フィッシャーマンズワーフからは、監獄島として知られる「アルカトラズ島」も見ることができます。アルカトラズ島へはピア33から出港している船で上陸することができます。

