サンフランシスコ名物のケーブルカーに乗ってみた

サンフランシスコのケーブルカー
サンフランシスコのケーブルカー

過去30回ぐらいは海外旅行に行っていますが、いまだ一度も行っことがない国がアメリカです。今回ひょんなことからアメリカに行く機会があったので、アメリカ初訪問の感想などを書いていきます。

ちなみに過去アメリカも飛行機の乗り換えでは降り立ったことがあります。メキシコに行った際に、ニューヨークとアトランタを経由したことがあり、とにかくやたらセキュリティチェックが厳しくて、単なる乗り換えなのに無駄に時間がかかった記憶がありますが、むしろこれまでのアメリカとの接点はそれだけです。

はじめてのアメリカ訪問

もちろん行きたくなかったわけではなく、子どもができてからは、毎回ハワイは検討候補にあがるものの、年末年始のハワイは高すぎて毎回挫折してました。
アメリカ本土も興味がないこともないのですが、個人的な志向として古い町並みや雑多な市場とかが好きなので、歴史の新しい町、最先端の都市というイメージのアメリカは優先順位低めでした。

ケーブルカーの始発駅パウエルストリート駅付近
ケーブルカーの始発駅パウエルストリート駅付近
切符売り場でミュニパスポートが買える
切符売り場でミュニパスポートが買える

とはいえ、いずれ歳をとったらそのうち行くだろうなあとは思っていましたが、意外にすぐにその機会がやってきたのが今回。サンフランシスコのみの短期滞在ですが、がっつり見て回ってきました。

まず、サンフランシスコ名物といえば、「乗り物」です。予備知識ゼロでしたが、ケーブルカー(これは何となく知っていた)に加えて、路面電車、地下鉄、バス、電車と色々あります。
路線も乗り方も料金も全くわからないので、ともかくケーブルカー、路面電車、地下鉄、バスが3日間乗り放題の「ミュニパスポート」を購入しました。
34ドルとなかなかの値段ですが、ケーブルカーが1回7ドルなので、5回乗れば元が取れる計算で、元が取れないとしてもフリーパスの方が気が楽なので、迷わず購入しました。

パウエルストリート駅は大行列

ミュニパスポートはサンフランシスコの町の中心部、ケーブルカーの始発駅でもあるパウエルストリート駅のキオスクみたいな売り場で買えます。クレジットカードも使えました。
ミュニパスポートはビンゴカードのようにカレンダーの日付部分をスクラッチして、実際に使用する日を指定できる仕組みになっています。
使うときは運転手に提示するだけで自由に乗ることができますが、ケーブルカー、路面電車含め、特に提示を求められることはなく、むしろ持ってるよ!と日付の部分をアピールしても、はいはい、もういいよ、的な感じで、全くチェックはしていないようでした。(ただ、まれに抜き打ちで検札がある、との情報も)

大行列のパウエルストリート駅
大行列のパウエルストリート駅
ケーブルカーの向きを変える回転台
ケーブルカーの向きを変える回転台
なんと人力で方向転換
なんと人力で方向転換

ミュニパスポートを無事ゲットし、さっそく目の前のパウエルストリート駅からケーブルカーに乗ろうと思ったら大行列。どうやら始発駅はいつも行列しているようです。
ケーブルカーの乗降はもちろん途中駅からでも可能で、地元の人たちはすばやく外のデッキに捕まって乗り込んでいましたが、初心者にはハードルが高いので、観光客は始発駅で並ぶのが一般的なよう。

人力を駆使したレトロな操作方法

運行本数が少ないこともありますし、1回あたり乗れる人数が多くないことから、なかなか行列は進まず、結局30分ぐらい待ちました。
ただ、待っている間、始発駅ならではの見どころもあります。
それが車両をUターンさせる回転台です。

普通の電車だと前にも後ろにも進めますが、ケーブルカーは前にしか進めないようで、始発駅では回転台に乗せて、なんと人力で方向転換をします。
なんちゅうアナログな、、と思いますが、そんなレトロな雰囲気がケーブルカーの魅力で、そもそも運転も、車内にあるでっかいレバーを運転士が人力で押したり引いたりして操作していました。

ケーブルカーの運転士が操作するレバー
ケーブルカーの運転士が操作するレバー
ケーブルカーというより路面電車
ケーブルカーというより路面電車。車と並んで交差点を通過していく

ケーブルカーというと、通常は登山などで使うケーブルで引っ張る方式を想像しますが、ぱっと見サンフランシスコのケーブルカーにはケーブルが見当たりません。
どうやら、線路の溝のところにケーブルが敷かれていて、車両の動きとは関係なく、常に時速9マイルで移動しているそう。そのケーブルにグリップすれば前に進み、グリップを離せば停止する、という仕組みになっているようです。
運転士が操作しているレバーは、ケーブルをグリップしたり離したりするためのもので、そのため運転士は「グリップマン」と呼ばれているそうです。

坂の向こうに海が見える風景

ケーブルカーに乗り込むと、いきなりものすごい急勾配の坂道になります。パウエルストリート駅から坂道をぐんぐん登ったあと、今度は海に向けてぐんぐん下っていき、最終的にフィッシャーマンズワーフのあたりに到着します。
大都市でこれだけの勾配がある町の構造はあまり見たことがなく、たしかにケーブルカーが作られたのも理解できます。
乗車時間はだいたい20分ぐらいですが、登りと下りで目まぐるしく景色が変わり、また、町並みも歴史がありそうな雰囲気で、サンフランシスコの魅力が凝縮されてると言っても過言ではないと思います。

坂の町、サンフランシスコらしい風景
坂の町、サンフランシスコらしい風景。ケーブルカーは海へと下りていく
終点のTaylor St&Bay St駅
終点のTaylor St&Bay St駅。フィッシャーマンズワーフはすぐそこ

しかし、なんでこんな町の構造なのかは素朴に疑問でした。海に面した港町なら、港を中心に町が発展しそうなものですが、サンフランシスコの場合繁華街は海から丘を越えた内陸部にあります。
たぶん何か歴史的な経緯がありそうなので、ブラタモリとかでやってくれないかなーと思ったり。
それはさておき、次の記事ではフィッシャーマンズワーフについて書きます。


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