中国・青島で食べたものメモ

青島には青島ビールだけじゃなく、港町の青島ならではの海鮮など、おいしいものが色々ありました。備忘録として食べたもののメモです。
水饺 ShuiJiao
青島ならでは!というわけではないですが、山東省は水餃子が有名なようで、というか、山東省に限らず中国の北部はどこも餃子は美味しいのですが、青島の餃子もなかなか美味でした。
皮が分厚いのは中国どこでも共通だと思いますが、特徴的なのは具に魚が入った水餃子があったり、イカスミ餃子があったりするところでしょうか。
フードコート でも食堂でも海鮮レストランでも、とにかく餃子は必ずあります。



シャコ(虾蛄 XiaGu)
青島のレストランはたいてい店先に水槽を置いてあり、さまざまな海鮮をその場で注文する方式です。調理方法を指示する必要がありますが、中国語はあまりわからないので、指差しでこれこれ!とアピールしていれば、よきに調理してもらえます。
その中でもオススメはシャコです。シンプルに塩茹でしたシャコを殻を剥きながら、酢醤油で食べるだけですが、日本でシャコを山ほど食べる機会もなかなかないので、貴重な体験。剥きづらいけど、美味です。


排骨米饭 PaiGuMiFan
青島のB級グルメと言えばこれ!なんだそうです。一言で言うと、骨付きのスペアリブを煮たものとごはん。米料理というわけではなく、ご飯とおかずに分かれているのに、「排骨米饭」とまとめて料理名となっているのが面白いところ。「餃子ライス」みたいなことなんだと思います。
排骨米饭の専門のチェーン店があるほど根強い人気があるそうですが、たまたま食べたお店のものは、味が薄すぎで塩気もなく、どうごはんのおかずにすればよいのかわからず困りました。。
正直、たいして美味しいとは言えなかったのですが、お店によって個性がだいぶ違うようなので、たまたま外れだったんだと思います。

燒酒螺 ShaoJiuLuo
青島料理というよりは台湾料理なのですが、青島ビールのつまみとしてよく見かけたのでご紹介です。
細長い巻き貝にピリ辛な味付けをしたもので、見た目以上に辛いです。特徴的なのは食べ方で、最初は巻き貝なので口部分からほじくり出すものと思ってアレコレ試しても細長いので、全く身が出てきません。
困ったのでお店の人に聞いたところ、口ではなく「頭に開けた穴から吸い込む」という斬新な食べ方だそうで、たしかにチュッと吸うと身がスポッと抜けて簡単に食べられました。
食べ出すと止まらなくなる系で、辛い味付けもあって青島ビールとベストマッチでした。


ヒトデ(大海星 DaHaiXing)
日本でも天草など食べる地域はあるそうですが、青島ではわりと一般的にヒトデを食べるようです。
たまたま見かけたのが青島桟橋近くの浜焼き屋台みたいなところで、全く食事の時間帯ではなかったので結局食べなかったのですが、ごく普通に売られてました。
ネットによると、味はウニやカニミソと似てるそうです。個人的にゲテモノは全く抵抗ないので、お腹空いてなくても食べとけばよかったとちょっと後悔。。


崂山菇炖鸡 LaoShanGuDunJi
青島の名物らしい名物といえばこれ。崂山の鶏肉ときのこの煮込みです。鶏肉は地鶏というか野性味のあふれる部位が多く、足(モミジ)をはじめ、とにかく骨が多くて食べづらい。。滋味深い味でとてもおいしいのですが、食べるのは大変でした。


青島のレストランの印象
前述のとおり、たいていのレストランは店頭に水槽を並べて海鮮料理を前面に出してます。特に海鮮メインではないレストラン、例えば餃子店などでもとりあえず水槽を並べていることが多いのですが、海鮮の気分ではないときに何となく入りづらいのが悩みどころ。。(別に海鮮を注文しなくてもよいのですが、気の弱い日本人としては無言の圧力を感じてしまう、、)
そんなときに入りやすいのは、屋台村形式のお店です。シンガポールのホーカーのように複数の店舗が集まっているフードコートで、それはそれで注文のシステムがよくわからなかったりもしますが、小吃で軽く青島ビールを飲みたいような気分の時には利用しやすいように思いました。
