ラオスのかずら橋?ナムカン川にかかるバンブーブリッジ

ルアンパバーンの街を流れるナムカン川に、乾季にだけ登場する竹の橋があります。雨季になると川が増水するため、橋ではなく渡し船で渡るそう。
まず、橋があるのは、確認できた限り2箇所。一つはプーシーの丘からナムカン川のほうに下りたところにあるバンブーブリッジ。もう一つは旧市街のある半島の先、リバービューパークという公園にあるバンブーブリッジです。
↓バンブーブリッジその1
↓バンブーブリッジその2
徒歩専用の小さい橋だけど渡るのは有料
どちらも渡るのは有料で7,000キープ(約84円)かかりますが、バンブーブリッジを使わずに対岸に行こうと思うと、ものすごく遠回りする必要があるので、実用的にも普通に有効。
河原の方に降りていくと、橋の入り口に小さな小屋があって料金を徴収してます。観光客向けなのか、地元客向けなのかはわかりませんが、とにかく自分たちで橋を作って、費用は通行料でまかなう仕組みのようです。(ラオス各地にこういった橋はあるのだと思いますが、ルアンパバーンのものは通行料がなかなか高いので観光客向け?)



見るからにゆるい構造でドキドキ・・・
橋の高さはそれほどではないので、高くて怖いということはないのですが、いかにも手作りで強度が頼りなさげ。。人が歩くたびにギシギシと鳴るし、竹を編んでできているため、足元は隙間だらけです。大人が本気で暴れたら、簡単に崩壊しそうなカジュアルさ。
植物で編まれた橋という意味では「祖谷のかずら橋」とも似ていますが、あちらは高所の怖さ。ルアンパバーンのバンブーブリッジは強度の怖さ、という感じでしょうか。
正直、橋を渡ったところで対岸に何があるわけでもないのですが、渡ること自体が面白いのと、橋の上からの景色もきれいなので、一度は渡ってみることをおすすめします。

