ルアンパバーンの街並みを360度見渡せるプーシーの丘

ルアンパバーンはこれと言った観光スポットはなく、町全体の美しさが魅力ですが、そんな町並み全体を俯瞰するなら「プーシーの丘」がおすすめです。
王宮の目の前にある高さ150mほどの丘で、麓からも頂上に立つ仏塔がよく見えます。登山口は王宮前にあり、入口で入場料を取られます。大人1人20,000キープ。日本円で200円ちょっと。
ここから328段の階段を登ることになりますが、入口で籠に入った小鳥を売っているおばさんがいました。おそらくですが、ここで小鳥を買って逃してあげることで徳を積むということなんだと思います。(そして、きっと餌付けされているので、逃したらほぼ確実におばさんのところに戻ってくると思われます、、)



メコン川とルアンパバーン旧市街の絶景
階段を登ると、丘の頂上には展望台的なものがあり、ルアンパバーンの街並みを一望できます。王宮側には巨大なメコン川、そしてその反対側にはナムカン川が流れていて、その間に茶色い屋根の街並みが広がっています。
プーシーの丘からルアンパバーンの街をぐるっと見渡すと、改めて高層建築が一つもなく、緑の中にポツポツと家が並んでいるだけののどかな田舎町ということがよくわかります。むしろここを観光地として開発して、世界中から旅行者が集まって来ることはとても不思議です。
この日は午前中に訪れたので人影もまばらでしたが、夕日スポットとして人気のため、夕方になると桁違いにめっちゃ混むようです。





丘の頂上には金色に輝く仏塔
プーシーの丘の頂上にはタート・チョムシーという仏塔がたてられていて、丘の麓からもランドマーク的に目立ちます。(夜になるとライトアップもされてます)
タート・チョムシーの内部は仏像が祀られており、熱心にお祈りをしている人の姿も。
プーシーの丘の頂上からの帰路は来た道をそのまま戻ってもよいのですが、反対側のナムカン川のほうに下山することもできます。下山ルートの途中には、そこはかとなくチープ(?)な仏像が点在しています。最近作られたものなのでしょうか。。

